ステラの由来と誕生の背景

「ステラ(Stellar)」はラテン語で「星」を意味し、明るさや希望を象徴する言葉です。
暗号資産XLMはこのステラネットワーク上で発行される基軸通貨「ルーメン(Lumen)」のティッカーシンボルです。
2014年、リップル(XRP)の共同創業者ジェド・マケーレブ氏によって設立されたステラ開発財団(Stellar Development Foundation)が、個人間の国際送金を高速・低コストで実現するために開発しました。
>>> クリックしてチェック!「XRPとは?リップル社が開発する国際送金向け暗号資産の仕組みと特徴」

ステラ(XLM)の基本スペック

項目内容
通貨名ステラルーメン(Lumen)
ティッカーXLM
発行元ステラ開発財団(SDF)
発行開始2014年
ブロックチェーンStellar
コンセンサス方式SCP(Stellar Consensus Protocol)
発行上限1,050億XLM(うち550億XLMはバーン済)
現在の供給量約500億XLM(うち約300億XLMはSDF保有)
主な用途国際送金、ステーブルコイン発行、RWAトークン化など

💡SCP(Stellar Consensus Protocol)
  → 独自の合意形成アルゴリズムで、従来のPoWやPoSとは異なり、高速かつエネルギー効率に優れています。
  >>> クリックしてチェック!「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは?|マイニングの鍵を握る技術の仕組みと重要性」
  >>> クリックしてチェック!「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは?|マイニング不要の新時代の暗号資産承認システム」

⭕XLMのメリット

  • 送金速度が速い
     → 数秒で完了

  • 手数料が極めて安い
     → 0.00001XLM(約0.001円未満)

  • ステーブルコインとの親和性が高い
     → USDCなどの発行実績あり

  • 実用性が高い
     → IBMやMoneyGramなどとの提携実績

  • 社会的意義がある
     → UNDP(国連開発計画)との協力も進行中

❌XLMのデメリット

  • 中央集権的な運営:ステラ開発財団が管理

  • 価格変動が大きい:投資資産としてはボラティリティが高い

  • 競合が多い   :XRPや他の送金系暗号資産との競争

XLMの歴史と動向

  • 2014年        :ステラ開発財団設立、XLM発行開始
  • 2017年末〜2018年初頭:暗号資産バブルで急騰
  • 2019年11月      :550億XLMをバーン(焼却)
  • 2020年後半      :コロナ禍の金融緩和で再び上昇
  • 2024年11月      :米大統領選でトランプ氏当選、暗号資産市場全体が上昇
  • 2025年1Q      :RWA(現実資産)のトークン化ユースケースが増加
  • 2025年7月        :ビットコインが最高値更新、XLMも連動して上昇
>>> クリックしてチェック!「RWAとは?トークン化される現実資産の可能性とWeb3の接続点」

価格推移(円ベース)

参考:CoinMarketCapのXLMページ
  • 2015年末    :約0.2円
  • 2017年末    :約30円
  • 2018年初頭   :約70円(ピーク)
  • 2020年中頃   :約7円(停滞期)
  • 2021年5月     :約70円(急騰)
  • 2023年1月     :約10円(下落)
  • 2024年12月   :約76円(トランプ大統領選挙後急騰)
  • 2025年7月現在:約64円

現在の取り組みと関係性

  • IBMのWorld Wire
     → ステラブロックチェーンを基盤にした国際送金ネットワーク

  • MoneyGramとの提携
     → 暗号資産と現金の交換をスムーズに

  • UNDPとの協力
     → 金融インフラが未整備な地域への支援

  • BITPOINTで取扱開始(2025年7月30日)
     → 日本国内取引所での流通が拡大

将来性と展望

ステラは単なる投機対象ではなく、実用性と社会的意義を兼ね備えた暗号資産です。
特にステーブルコインやRWAトークン化の分野での活用が進んでおり、今後の金融インフラの一部としての役割が期待されています。
また、ステラ開発財団の積極的な提携戦略と、供給量のコントロールによる価値向上施策(バーン)も、長期的な価格安定と成長に寄与するでしょう。
💡ステーブルコイン
  → 円やドルなどの実在する通貨と価値を連動させることで、価格が安定するよう設計された暗号資産です。

まとめ

ステラ(XLM)は、初心者にも扱いやすく、送金やステーブルコイン発行などの実用性に優れた暗号資産です。
今後の金融インフラの一翼を担う可能性を秘めており、将来性は十分。国内取引所での取り扱いも始まり、ますます注目が集まっています。
「星」の名にふさわしく、XLMはこれからも輝きを増していくでしょう。

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