暗号資産市場では、「価格は今後も上がるのか/下がるのか」を見極めることが欠かせません。
その判断材料として注目されるのが、ローソク足パターン「三法(さんぽう)」です。
この記事では、トレンド継続を示すチャートパターンである「上げ三法」と「下げ三法」について、定義や見分け方、具体的な解釈ポイントまで初心者にもわかりやすく解説します。
三法(さんぽう)とは?
「三法」とは、ローソク足5本で構成されるトレンド継続型のチャートパターンです。
「1本目でトレンド開始 → 数本の調整 → 最終的に同じ方向に再加速」
という構造が特徴です。
「法」は“法則性・ルール”を意味しており、チャートにおける“一定のリズム”を持つ型”として市場参加者に意識されます。
上げ三法とは?

「上げ三法(あげさんぽう)」は、強い上昇の勢いの中で一時的な小休止を挟み、再び上昇へ向かう型です
長い陽線が出現(強い買い圧力)
数日間、短い陰線や小陽線による調整(持ち合い状態)
その後、再び長い陽線が出現(上昇再加速)
調整中のローソク足が最初の陽線の安値を下回らない
再度現れた陽線の終値が最初の陽線の終値を上回る
この2点が揃えば、持ち合い相場を上抜けするサインとして、強い買い継続の期待が高まります
✅ 上げ三法の解釈ポイント売り圧力が弱い調整期間 → 買いの勢いが残っている証拠
最終陽線のブレイク力(高値更新) → 本格的な上昇再開の起点
出来高増加とあわせて確認できれば、押し目買いのエントリータイミングとして有効
下げ三法とは?

「下げ三法(さげさんぽう)」は、下落トレンドの中で一時的な買い戻し(小休止)を挟み、再び価格が下落するパターンです。
長い陰線が出現(強い売り圧力)
数日間、短い陽線や小陰線による反発(買いの持ち合い)
再度、長い陰線が現れて安値を更新
調整中のローソク足が最初の陰線の高値を上抜けない
最後の陰線が、最初の陰線および調整足の安値を下抜ける
このような形で現れると、一時的な反発で油断した投資家を巻き込んだ“再下落”のスタートを意味します。
買いの反発が弱く、戻しが浅い → 売り圧力優勢を示す
2本目の大陰線で安値を明確に割る → トレンド加速に転じる場面
RSIやMACDなどのオシレーター系指標と併用すると信頼性アップ
まとめ|「続く兆し」に乗るか、備えるか
三法パターンは、暗号資産のような激しい値動きの中でも、市場のリズムや勢いの“継続”を見抜く視点を提供してくれます。
上げ三法は「強気継続」型:押し目買いを狙う好機
下げ三法は「弱気継続」型:戻り売りや回避判断の材料に
チャートは価格だけでなく、投資家の心理と勢いの動きを写し取るツールです。
ぜひ今後の分析に三法パターンの視点を加えて、トレンド判断の精度を高めてみてください。
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