ローソク足チャートには、言葉では表せない相場心理が織り込まれています。
その中でも「はらみ線」は、市場の迷いと次の動きの兆しをとらえる重要なパターン。
この記事では、はらみ線の基本から4つの主要パターン、トレード判断への活かし方までをわかりやすく解説します。

はらみ線とは?

はらみ線は、2本のローソク足で構成されるチャートパターンで、2本目のローソク足(子線)が、1本目のローソク足(親線)の高値と安値の範囲内に収まるのが特徴です。
この形は、トレンドの勢いがいったん止まり、相場参加者が様子をうかがっている“エネルギー充電期間”ともいえます。


はらみ線の4つの代表パターン

① 陽線 → 陰線(下降バイアス
ローソク⑰はらみ線:陽線→陰線

1本目が陽線(価格上昇)、2本目が陰線(価格下落)の組み合わせ。
上昇後に出現することで、「買いの勢いが鈍化し、反転の兆しがある」と判断されることがあります。

② 陽線 → 陽線(継続or転換予兆)
ローソク⑯はらみ線:陽線→陽線

陽線の連続でも、2本目が1本目の値幅内に収まっていれば、はらみ線と認識されます。
買い圧力は継続しつつも、一時的なエネルギー調整局面として見られます。
上抜けすれば再上昇、下抜けすれば調整への兆候となり得ます。

③ 陰線 → 陽線(反転の兆し)
ローソク⑱はらみ線:陰線→陽線

1本目が陰線、2本目が陽線という組み合わせは、下落トレンドからの反発の兆しを意味します。
「売り疲れ」や「買い戻し」の気配として注目され、反転シグナルとして重視されることがあります。

④ 陰線 → 陰線(警戒シグナル)
ローソク⑲はらみ線:陰線→陰線

陰線が続く場合でも、はらみ線の形状であれば「売りの勢いが緩んでいる可能性」が考えられます。
特に安値圏で出現した場合は、下落の終了が近いサインかもしれません。

はらみ線を使った売買判断のヒント

はらみ線は単体で判断せず、以下のような要素と組み合わせることで精度が高まります👇

  • チャート全体のトレンド確認
     → 上昇トレンド中なのか、下降中なのか

  • はらみ線の出現位置
     → 
    高値圏・安値圏など

  • 出来高の変化や他のテクニカル指標
     → RSI、移動平均線などとの併用

  • はらみ線後のブレイク方向
     → 上に抜ければ買い、下に抜ければ売り

まとめ|静けさの先にある相場の動きをとらえる

はらみ線は、一見すると目立たない形ですが、そこに相場の心理が集約されています。
価格が一息ついたときこそ、次の動きへの重要な手がかりが潜んでいます。 焦らずチャート全体を俯瞰し、複数の要素と組み合わせて“動き出す瞬間”を見極めましょう。
ローソク足一つひとつに意味がある。
はらみ線を味方につけて、より深い相場の読みへと進んでいきましょう。


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